《Socotra》アラビア海にある島。イエメン共和国領。アラビア半島からはアデン湾を隔てて南約300キロメートル、東アフリカのアシール岬の東約240キロメートルに位置する。周囲の小島とあわせてソコトラ群島(諸島)と呼ばれる。古代より海上交易の中継地として知られた。地学的には2000万年から500万年前にアフリカ大陸から分離して誕生。竜血樹の一種や、世界で唯一のウリ科の樹木をはじめ、独自の進化を遂げた固有の動植物が生息する。2008年に「ソコトラ群島」の名称で世界遺産(自然遺産)に登録された。スコトラ島。