さんだんがまえ【三段構え】
支障の起こった場合を想定して、三段階の対策をたてて備えること。
さんだんぎれ【三段切れ】
連歌・俳諧で、1句が五・七・五のそれぞれの末で三段に切れる発句 (ほっく) 。のちには、各句が物の名で切れるものをいう。三名 (みな) 切れ。
さんだんとび【三段跳び】
陸上競技の跳躍種目の一。助走から踏切板で第1歩を跳び(ホップ)、踏み切ったのと同じ足で第2歩を跳び(ステップ)、反対の足で第3歩を跳んで(ジャンプ)、最後は両足で着地して跳んだ距離を競う。トリプルジャンプ。ホップステップアンドジャンプ。 [補説](2024年9月現在)世界記録男子:18.29メートル(1995年8月7日 ジョナサン=エドワーズ 英国)世界記録女子:15.74メートル(2022年3月20日 ユリマル=ロハス ベネズエラ)日本記録男子:17.15メートル(1986年6月1日 山下訓史 (のりふみ) )日本記録女子:14.16メートル(2023年6月3日 森本麻里子)
さんだんぬき【三段抜き】
新聞の紙面で、記事を大きく扱うために、三段分を使って見出しを組むこと。
さんだんめ【三段目】
1 浄瑠璃の3番目の段。五段からなる1曲を通じて最も重要な部分とされる。 2 《番付の三段目に書かれることから》相撲で、幕下の次位、序二段の上位。
さんだんろんぽう【三段論法】
論理学で、大前提・小前提および結論からなる間接推理による推論式。例えば、「人間は死ぬ」(大前提)、「ソクラテスは人間である」(小前提)、故に「ソクラテスは死ぬ」(結論)の類。
さんだんかざり【三段飾り】
上段に内裏雛、中段に三人官女、下段に道具類を飾った雛飾り。
さんだんばら【三段腹】
肥満して、段がつくような形で突き出た腹。段腹。