きつねけん【狐拳】
⇒藤八拳 (とうはちけん)
きつねごうし【狐格子】
1 妻飾りの一。格子の内側に板を張ったもの。入母屋屋根に用いる。木連 (きつ) れ格子。妻格子。 2 縦横の桟を細かく正方形に組んだ格子。
きつねざる【狐猿】
霊長目キツネザル科の哺乳類の総称。原始的なサルで、口先がとがり、顔がキツネに似る。ワオキツネザル・エリマキキツネザルなどがあり、マダガスカルおよび周辺の島々に分布。レムール。リーマー。
きつねせぎょう【狐施行】
近畿地方で、寒中に「せんぎょう、せんぎょう」などと唱えながら稲荷神社を巡拝し、あるいは狐のいそうな所へ赤飯・油揚げなどを置いて帰る行事。《季 冬》→寒施行 (かんせぎょう)
きつねそば【狐蕎麦】
甘辛く煮た油揚げをのせたかけそば。
きつねづか【狐塚】
狐のすむ穴。 [補説]狂言の曲名別項。→狐塚
きつねつかい【狐使い/狐遣い】
狐を使って行うという妖術。また、それを行う人。
きつねつき【狐付き/狐憑き】
狐の霊がとりついたといわれる、精神の異常な状態。また、その人。
きつねつり【狐釣り】
キツネをわなで捕らえること。また、その人。「—の名人夫婦有ること隠れなく」〈浄・国性爺後日〉
きつねど【狐戸】
狐窓に入れた狐格子の建具。