1. 玉を貫き通した細ひも。また、その宝玉の首飾り。

    1. 「初春の初子 (はつね) の今日の玉箒 (たまばはき) 手に取るからに揺らく—」〈・四四九三〉

  1. 《玉をつなぐ緒が短いところから》短いことのたとえ。

    1. 「逢ふことは—ばかり思ほえてつらき心の長く見ゆらむ」〈伊勢・三〇〉

  1. 《魂 (たま) の緒の意から》生命。いのち。

    1. 「—よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることの弱りもぞする」〈新古今・恋一〉

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。