[名](スル)
  1. ある物の、まっすぐ下。ました。「赤道—」⇔直上

  1. まっすぐにさがること。一直線に落ちること。「急転—」⇔直上

    1. 「冷たい感覚が彼の背筋の真中を、閃くが如くに—した」〈佐藤春夫田園の憂鬱

  1. 自分より下に見ること。見下すこと。また、そのもの。

    1. 「才におごる御心ましませばこそ、御兄法性寺殿を…—とおぼしめされけめ」〈古活字本保元・中〉

[名・形動]《近世語》たやすいこと。また、そのさま。
    1. 「山伏修行といふ物は中々—な事と思ふべからず」〈当風辻談義〉

出典:青空文庫

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