[動ラ下一][文]まぎ・る[ラ下二]
  1. 入りまじって区別がつかなくなる。また、はっきりしなくなる。「人込みに—・れて見失う」「勝負の行方が—・れてくる」

  1. 似通っていて見分けがつかなくなる。「—・れやすい色」

  1. 他と見分けのつかない状況などをうまく利用する。混乱などに乗じる。「騒ぎに—・れて盗みを働く」「夜陰に—・れて逃げる」

  1. 他に心が奪われて、本来行うべきことがおろそかになる。「多忙に—・れて返事が遅れる」

  1. 他に心が移って、悲しみなどを忘れる。「気が—・れる」

  1. 他に差し障りがある。

    1. 「舞も見たけれども、けふは—・るる事いできたり」〈平家・一〉

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。