飢える／餓える／饑える（うえる）とは？意味・読み方・使い方

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意味
例文
慣用句
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う・える〔うゑる〕【飢える／^▽餓える／^×饑える】
の解説

［動ア下一］［文］う・う［ワ下二］

１食物がなくて空腹に苦しむ。ひどく腹が減る。「大飢饉 (ききん) で多くの人が—・える」

２望み求めている物事が得られないので、それを強く求める。「愛情に—・えている」

３（「気がうえる」の形で）気力が乏しい。気が弱くなる。
1. 「気が—・えきって来ると、笹村は私 (そっ) と逭 (に) げるように宿の門を出た」〈秋声・黴〉

類語

餓える(かつえる)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

飢えるの例文(4)

出典：青空文庫

･･･樹木の緑にはそれほど飢える事はない。　許されうる限りの日光を吸収し･･･寺田寅彦「芝刈り」
･･･正直なりともおのれが飢える飢えぬの境に至って墓場の鴉に忠義だてする･･･正岡子規「墓」
･･･られる人々が、坐って飢えるのを待っているだろうとは思われない。拵え･･･宮本百合子「現実に立って」

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