1 千の語句。転じて、多くの言葉。「—を費やしてもなお言い尽くせない」「—一言」
2 連歌や俳諧で、百韻を十巻 (とまき) 、すなわち千の句を続けて詠んだもの。千句全般にわたって指し合い・去り嫌いの規定が適用される。→十百韻 (とっぴゃくいん)
多くの苦しみ。「—万労 (ばんろう) 」
出典:青空文庫
・・・レジコウスキの小説「先駆者」を手に取った。国府津へ落ちついた当座・・・ 岩野泡鳴「耽溺」
・・・の名は日本の洋画史の先駆者の一人としてもまた伝えられべきである。・・・ 内田魯庵「淡島椿岳」
・・・、自然の眠りを醒ます先駆の叫びのように聞かれた。私は世間の多くの・・・ 小川未明「ある日の午後」