一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり
1日の計画は早朝のうちに立て、1年の計画は元旦に立てるべきである。物事は、最初が肝心であるというたとえ。一年の計は元旦にあり。
いちにちいちぜん【一日一善】
1日に一つの善行をして、それを積み重ねるようにしなさいという呼びかけ。
いちにちいちや【一日一夜】
まる1日。一昼夜。「—攻めたたかふ」〈平家・八〉
いちにちおき【一日置き】
中に1日はさむこと。その日にあることをして翌日はやめ、翌々日にまたそのことをすること。隔日。
いちにちがい【一日買ひ】
遊女を昼夜買いきりにすること。「格子の女郎一人も残さず—と触れをなし」〈浮・一代男・五〉
いちにちきょう【一日経】
《「いちにちぎょう」とも》1日のうちに書写し終えた経典。特に法華経の例が多く、大勢で分担して書写した。頓写 (とんしゃ) 。「手負ひのただ今落ち入るに、—書いて弔 (とぶら) へ」〈平家・一一〉
いちにちさい【一日祭】
1月を除き、毎月1日、宮中の賢所 (かしこどころ) ・皇霊殿・神殿の三殿で行われる祭り。→旬祭 (しゅんさい)
いちにちさんしゅう【一日三秋】
《「詩経」王風・采葛から》「一日千秋」に同じ。いちじつさんしゅう。
いちにちせんしゅう【一日千秋】
《「秋」は年の意》1日が非常に長く感じられること。待ちこがれる気持ちが著しく強いこと。一日三秋。いちじつせんしゅう。「—の思い」
いちにちのばし【一日延ばし】
果たさなければならないのに、何かと理由をつけて来る日も来る日も期限を延ばすこと。「返事を—にする」