dポイントと交換できるWelcome!スタンプをあつめよう

人情本（にんじょうぼん） とは？ 意味・読み方・使い方

ブックマークへ登録

にんじょう‐ぼん〔ニンジヤウ‐〕【人情本】
の解説

江戸後期から明治初期まで行われた小説の一種。洒落本のあとを受けたもので、町人の恋愛・人情の葛藤などを描く。為永春水の「春色梅児誉美」などが代表作。中本 (ちゅうぼん) 。泣き本。

「にんじょう【人情】」の全ての意味を見る

出典：デジタル大辞泉（小学館）

人情本 のカテゴリ情報

出典：デジタル大辞泉（小学館）

［文学］の言葉

［江戸時代までの文学］の言葉

人情本 の前後の言葉

人情本 の例文(8)

出典：青空文庫

  • ･･･今の道徳からいったら人情本の常套の団円たる妻妾の三曲合奏というよう･･･ 内田魯庵「淡島椿岳」

  • ･･･づくりの製造場よりも人情本の文章の方が面白く美しく、乃ち遥に強い印･･･ 永井荷風「夏の町」

  • ･･･く悠々然として淫猥な人情本や春画をつくっていた事を甚痛快に感じて、･･･ 永井荷風「正宗谷崎両氏の批評に答う」

新着ワード

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。
閲覧履歴

カテゴリ内検索ランキング

2024/11/22

カテゴリ内検索ランキング

 2023年11月

このページをシェア

更新情報・お知らせ