出典:デジタル大辞泉(小学館)

中国古代、殷 (いん) 初の伝説上の人物。孤竹君の子。国君の後継者としての地位を弟の叔斉 (しゅくせい) と譲りあってともに国を去り、周に行った。のち、周の武王が暴虐な天子紂王 (ちゅうおう) を征伐したとき、臣が君を弑 (しい) するのは人の道に反するといさめたが聞かれず、首陽山に隠れ、やがて餓死したと伝えられる。清廉な人間の代表とされる。