あ【阿】
[人名用漢字] [音]ア(呉)(漢) [訓]くま おもねる お 1 山や川の曲がって入りくんだ所。「山阿」 2 自分の意志を曲げて人に従う。「阿世・阿諛(あゆ)」 3 人を呼ぶ語に冠して親しみを...
ああえたじま【あゝ江田島】
菊村到の小説。昭和33年(1958)刊。太平洋戦争末期の海軍兵学校を舞台とする青春群像劇。昭和34年(1959)、村山三男監督により映画化。
あい‐かた【合方】
1 能楽で、謡(うたい)の伴奏をする大鼓(おおつづみ)・小鼓(こつづみ)・太鼓・笛による演奏。 2 邦楽で、唄と唄との間をつなぐ、三味線の合いの手の特に長いもの。長唄に多い。 3 歌舞伎の下座音...
あい‐きょう【愛嬌/愛敬】
《古くは「あいぎょう」》 1 にこやかで、かわいらしいこと。「—のある娘」「口もとに—がある」 2 ひょうきんで、憎めない表情・しぐさ。「—たっぷりに話す」 3 相手を喜ばせるような言葉・振る舞...
あい‐ぎょう【愛敬】
《仏語の「愛敬相」から。室町以降「あいきょう」とも》 1 親愛と尊敬の念をもつこと。人から愛され敬われること。あいけい。「この女子(にょし)に、—、富を得しめ給へ」〈今昔・一六・八〉 2 顔つき...
合方
〔歌舞伎の〕a samisen accompaniment (to a Kabuki recitative);〔謡曲の囃子方はやしかた〕an accompaniment (to a Noh ch...
挨拶
1〔会釈〕a greeting;〔敬礼〕(a) salutation;〔軍人の〕a saluteあいさつを交わすexchange greetings/〔頭を下げて〕bow to each oth...
あいさつじょう【挨拶状】
〔暑中見舞いなどの〕a greeting card移転のあいさつ状a notice of one's new address
合図
〔打ち合わせておいた信号など〕a signal;〔身振りなどによる〕a sign;〔舞台などのキュー〕a cue合図する 〔信号を送る〕signal, give a signal ((to));...
相次ぐ
⇒あいついで(相次いで)その一帯は相次ぐ惨事に見舞われたThe area was hit by successive disasters.
たちふるまい【立ち振る舞い】
[共通する意味] ★日常の動作における身のこなし。[使い方]〔立ち居振る舞い〕▽立ち居振る舞いに気をつける▽足をけがしたので立ち居振る舞いが不自由だ〔立ち振る舞い〕▽立ち振る舞いに気をつける〔起...
たちいふるまい【立ち居振る舞い】
[共通する意味] ★日常の動作における身のこなし。[使い方]〔立ち居振る舞い〕▽立ち居振る舞いに気をつける▽足をけがしたので立ち居振る舞いが不自由だ〔立ち振る舞い〕▽立ち振る舞いに気をつける〔起...
ききょ【起居】
[共通する意味] ★日常の動作における身のこなし。[使い方]〔立ち居振る舞い〕▽立ち居振る舞いに気をつける▽足をけがしたので立ち居振る舞いが不自由だ〔立ち振る舞い〕▽立ち振る舞いに気をつける〔起...
てんてこまい【てんてこ舞い】
[共通する意味] ★忙しく活動すること。[英] to run about busily[使い方]〔東奔西走〕スル▽選挙で東奔西走の毎日だ▽金策に東奔西走する〔てんてこ舞い〕スル▽来客が多くて、て...
とうほんせいそう【東奔西走】
[共通する意味] ★忙しく活動すること。[英] to run about busily[使い方]〔東奔西走〕スル▽選挙で東奔西走の毎日だ▽金策に東奔西走する〔てんてこ舞い〕スル▽来客が多くて、て...
こかこい【狐仮虎威】
権力や権威のある者の威力を借りて、自分勝手に振る舞うたとえ。また、有力者の威力をかさに着て、勝手に振る舞う者のたとえ。▽「狐きつね、虎とらの威いを仮かる」と訓読する。「虎とらの威いを仮かる狐きつね」が慣用句。
じゆうほんぽう【自由奔放】
他を気にかけず、自分の思うままに振る舞うさま。▽「奔放」は勢いのあるさま。転じて、周りにとらわれず、思いのままに振る舞うさま。
ひようばっこ【飛揚跋扈】
思うままにのさばり振る舞うこと。また、臣下が権威をほしいままにして君主をしのぐたとえ。▽「飛揚」は猛禽もうきんが飛び上がる、舞い上がること。「跋扈」の「扈」は水中に仕掛けて魚を捕らえる竹垣の意。「跋」は越える意で、大魚がそれを越えて抜け出ること。規制や拘束などを無視して横暴に振る舞うこと。
ぶぶんきょくひつ【舞文曲筆】
いたずらに言辞をもてあそび、事実を曲げて書くこと。▽「舞文」は言辞をもてあそぶ意で、事実を曲げて書くこと。また、法を曲げ解釈し、乱用すること。「曲筆」は事実を曲げて書くこと。「文ぶんを舞まわしめ筆ふでを曲まぐ」と訓読する。「曲筆舞文きょくひつぶぶん」ともいう。
りょうきばっこ【梁冀跋扈】
自分の欲望のまま、好き勝手に振舞うこと。臣下が権力を握り、わが物顔で振舞うこと。
アルヘンティーナ【La Argentina】
[1888〜1936]スペインの女流舞踊家。アルゼンチン生まれ。民族舞踊を芸術舞踊に高め、20世紀最大のスペイン舞踊家といわれる。
いちかわ‐だんじゅうろう【市川団十郎】
歌舞伎俳優。屋号、成田屋。江戸歌舞伎を代表する名門で、荒事(あらごと)の宗家。 (初世)[1660〜1704]一説では14歳で荒事を創始したといわれ、三升屋兵庫の名で脚本も書いた。俳優生島半六...
さるわか【猿若】
1 初期歌舞伎で、こっけいな物まねや口上の雄弁術などを演じた役柄。道化方(どうけがた)の前身。 2 1を主人公とした歌舞伎狂言または所作事。諸種の演目があったが、中村座の寿狂言として伝わる「...
たけち‐てつじ【武智鉄二】
[1912〜1988]演出家・評論家・映画監督。大阪の生まれ。本姓、川口。はじめ古典芸能を研究・評論、のち若手歌舞伎役者らを用いて古典歌舞伎を演出し、「武智歌舞伎」として注目を集める。また、能や...
ひじかた‐たつみ【土方巽】
[1928〜1986]舞踏家。秋田の生まれ。本名、元藤九日生(もとふじくにお)。自らの舞踏を暗黒舞踏と称し、現代舞踏の新しい分野を切り開いた。作「禁色」「バラ色ダンス」など。