せいきょうぶんり【政教分離】
政治と宗教が、互いに干渉せず、利益を与えないことが定められた国家制度。また、その理念や政策。
そくしんぜぶつ【即心是仏】
仏語。心の本体は仏と異なるものではなく、この心がそのまま仏であるということ。即心即仏。
そくしんぼだい【即身菩提】
仏語。現世で受けた人間の肉体のままで悟りを得ること。即身成仏。
たいごてってい【大悟徹底】
すべての迷いを打ち破り、煩悩を離れて悟りきること。▽仏教語。「大悟」は大いに悟ること。「徹底」は隅々までとどく、一貫している意。「大」は「だい」とも読む。
だいどうしょうい【大同小異】
だいたいは同じだが、細かい点に違いのあること。似たりよったり。大差のないこと。▽「大同」はだいたい同じであること。「小異」はごくわずかな違いの意。
ねんげみしょう【拈華微笑】
言葉を使わず、心から心へ伝えること。また、伝えることができること。▽仏教語。「拈華」は花をひねる意。「華」は草木の花の総称。「拈」は指先でひねること。
はくりたばい【薄利多売】
一つの商品の利益を少なくして大量に売り、全体として利益が上がるようにすること。また、その商法。▽「薄利」は利益が少ないこと。
ひゃくがいきゅうきょう【百骸九竅】
《「百骸」は多数の骨、「九竅」は両眼・両耳・両鼻孔・口・前陰・後陰の九つの穴》人体を構成しているもの。転じて、人体。
ひゃっきやこう【百鬼夜行】
悪人どもが時を得て、勝手に振る舞うこと。また、多くの人が怪しく醜い行為をすること。▽「百鬼」はいろいろな妖怪ようかいのこと。「夜行」は暗夜に列をなして歩き回ること。多くの化け物が、夜中に行列をつくって歩き回る意から。「行」は「ぎょう」とも読む。
ぼういんぼうしょく【暴飲暴食】
度を過ごして飲食すること。▽「暴」は程度がはなはだしい意。「飲」は特に飲酒についていう。