いちげんこじ【一言居士】
何事にも、必ず何かひとこと言わなければ気のすまない人のこと。▽「居士」は、もとは出家した僧侶そうりょではなく、在家で仏教に帰依する男子の称。わが国では男子が死んだ後、戒名の下につける称号。ここでは「一言抉こじるこじつける」を人名になぞらえていったもの。「言」は「ごん」とも読む。
えいすいのいんし【潁水隠士】
俗世を超越して名誉や利益にこだわらず、高潔に生きる人のたとえ。
かいだいのきし【海内奇士】
類まれなほどすぐれた人物のこと。
きけんしんし【貴顕紳士】
身分が高く、名声もあり、人格的にもすぐれている紳士。
けいきのし【傾危之士】
詭弁を弄して国を傾け、危うくする者のこと。また、危険人物のこと。
こんごうりきし【金剛力士】
《(梵)Vajra-pāṇiの訳》金剛杵(しょ)を持って仏法を守護する神。大力をもって悪魔を降伏(ごうぶく)する。寺門の左右に置かれる。門の向かって右を密迹(みっしゃく)金剛、左を那羅延(ならえ...
しんちょうこじ【慎重居士】
準備怠りなく、物事を少しずつ丁寧に進めていく人や性格のこと。
そうこのし【操觚之士】
文章を書くことを生業なりわいとしている人。文字を書く木札を使う人の意味。
ちゅうしんぎし【忠臣義士】
主君や国家に対して忠誠と節義を尽くす武人のこと。