きょしん-たんかい【虚心坦懐】
心になんのわだかまりもなく、気持ちがさっぱりしていること。心にわだかまりがなく、平静に事に望むこと。また、そうしたさま。▽「虚心」は心に先入観やわだかまりがなく、ありのままを素直に受け入れることのできる心の状態。「坦懐」はわだかまりがなく、さっぱりとした心。平静な心境。
- 句例
- 虚心坦懐に意見を聞く
- 用例
- 私は虚心坦懐に、出来れば兵頭のために有利なように願おうとした。<小島信夫・憂い顔の騎士たち>
- 類語
- 虚心平意きょしんへいい 虚心平気きょしんへいき 光風霽月こうふうせいげつ 明鏡止水めいきょうしすい
- 対義語
- 意馬心猿いばしんえん 玩物喪志がんぶつそうし 疑心暗鬼ぎしんあんき 焦心苦慮しょうしんくりょ