めいせいかじつ【名声過実】
実際の才能や技能などよりも評判のほうが高いこと。評判ほどではないこと。
めいよばんかい【名誉挽回】
一度失った信用や評判を、その後の言動によって取り戻すこと。
めんもくいっしん【面目一新】
世間の評判が一新して、それまでとは違う高い評価を得ること。また、外見や内容が全く新しく変わること。▽「面目」は世間に対する体面の意。「一新」はすっかり新しくなること。「目」は「ぼく」とも読む。
もくしょくじし【目食耳視】
見た目にとらわれ、味よりも外見が豪華な食べ物を選び、世間の評判を気にして衣服を選ぶこと。衣食の本来の意義を忘れて、ぜいたくな方向に流れていくこと。▽「目食」は口に合うかではなく、見た目が豪華なものを食べること。「耳視」は世間のうわさを気にかけて、自分に似合うかでなく、高価な衣服を着るということ。「目めもて食くらい耳みみもて視みる」と訓読する。「耳視目食じしもくしょく」ともいう。
ゆうめいむじつ【有名無実】
名ばかりが立派で、それに見合う実質が伴わないさま。
らくようのしか【洛陽紙価】
著書が評判となり、盛んに売れて読まれること。▽「洛陽」は中国の地名。「紙価」は紙の値段のこと。一般に「洛陽の紙価高からしむ」の形で用いられる。