かんばのろう【汗馬之労】
物事を成功させるためにあれこれ奔走する労苦のたとえ。
がしんしょうたん【臥薪嘗胆】
将来の成功を期して苦労に耐えること。薪の上に寝て苦いきもをなめる意から。▽「臥」はふし寝る意。「薪」はたきぎ。「嘗」はなめること。「胆」は苦いきも。もとは敗戦の恥をすすぎ仇あだを討とうと、労苦を自身に課して苦労を重ねること。
けんけんひきゅう【蹇蹇匪躬】
自分のことは後回しにして苦労を重ね、主人に尽くすこと。▽「蹇蹇」は忠義を尽くすさま。また、非常な困難を身を苦しめて救うさま。「匪」は非に同じ。「躬」はわが身。「匪躬」は自分のために非常な苦労をするのではない意。
しんろうしんく【辛労辛苦】
つらい目にあって、非常に苦労すること。▽「辛労」「辛苦」はともに、たいへん苦しむこと。非常につらい思いをすること。「辛労辛苦」は、「労苦」を分けて、それぞれに「辛(つらい)」を加えた語。