こうもうろうそう【孔孟老荘】
中国春秋戦国時代を代表する四人の思想家、孔子こうし・孟子もうし・老子ろうし・荘子そうしのこと。また、その教え。
さんかんしおん【三寒四温】
冬季に寒い日が三日ほど続くと、その後四日間ぐらいは暖かいということ。また、気候がだんだん暖かくなる意にも用いる。
しゅんあしゅうぜん【春蛙秋蝉】
うるさいだけで、役に立たない無用な言論のたとえ。やかましく鳴く春のかえると秋のせみの意から。
しゅんかしゅうとう【春夏秋冬】
春・夏・秋・冬の四季のこと。また、「季節を問わず」「一年中」の意。四季折々。
しょしひゃっか【諸子百家】
中国春秋戦国時代に開花した、多くの思想や学派、またその著作物の総称。儒家(孔子こうし・孟子もうし)・道家(老子ろうし・荘子そうし)・墨家(墨子ぼくし)・法家(韓非子かんぴし)・名家・陰陽いんよう家などの六家・九流があり、秩序の安定や再建を目的とし、中国思想の源泉となった。
じんかもんりゅう【尋花問柳】
花を探したり、柳を問い求めたりして春の景色を楽しむこと。のち転じて、花柳を妓女ぎじょにたとえて、花柳界に遊ぶことのたとえ。▽「尋花」は花を探りめでること。「花はなを尋たずねて柳やなぎを問とう」と訓読する。「問柳尋花もんりゅうじんか」ともいう。
せつげつふうか【雪月風花】
四季折々の自然の美しい景色のこと。また、それを見ながら、詩や歌を作ったりする風流なさまのこと。「風花雪月ふうかせつげつ」ともいう。
ちょうごかこう【鳥語花香】
春の風物や情景のこと。鳥の鳴き声と花の香りの意から。
てんちしいじ【天地四時】
天と地と春夏秋冬。
とうこうりゅうりょく【桃紅柳緑】
紅くれないの桃の花と、緑あざやかな柳の葉。美しくさまざまな色彩に満ちた春の景色のこと。▽「柳緑桃紅りゅうりょくとうこう」ともいう。