うんさんむしょう【雲散霧消】
雲が散り霧が消え去るように、あとかたもなく消えてなくなること。
しんじんかめつ【薪尽火滅】
人が亡くなること。▽「薪尽」はたきぎがなくなること。「火滅」は火が消える意。仏教で釈迦しゃかの入滅のことを言ったもので、そこから人の死をいう。「薪たきぎ尽つきて火ひ滅ほろぶ」と訓読する。
ふうんちょうろ【浮雲朝露】
頼りなくはかないもののたとえ。また、時の切迫していることの形容。▽「浮雲」は空に浮かぶ雲。頼りなく定まらないたとえ。また、確かでないことのたとえ。「朝露」は朝おりる露。すぐに消えるはかないもののたとえ。
へんげんじざい【変幻自在】
現れたり消えたり変化したりが、自由自在であるさま。思いのままに変化するさま。また、変わり身が早いさまにも用いる。▽「変幻」は幻のように素早く現れたり消えたりすること。