色(いろ)に出(い)・ず
1 心の中の思いが表情や態度に現れる。「忍ぶれど—・でにけりわが恋は物や思ふと人の問ふまで」〈拾遺・恋一〉 2 色がつく。「わが袖の涙にもあらぬ露にだに萩の下葉は—・でにけり」〈金槐集〉
スニーム【Sneem】
アイルランド南西部、ケリー州の町。アイベラ半島を一周する観光ルート、ケリー周遊路の町の一。スニーム川沿いに位置する。色とりどりの家並みと世界各国の彫刻家が手掛けた彫刻作品や記念碑があることで知られる。
ケンメア【Kenmare】
アイルランド南西部、ケリー州の町。ケンメア湾に臨み、シーン川の河口に位置する。17世紀、英国の経済学者ウィリアム=ペティの計画に基づいて建設された。ケリー周遊路沿いの町の一つで、ベアラ半島への観...
わび‐びと【侘び人】
1 世をはかなんでさびしく暮らす人。「—のわきて立ち寄る木のもとは頼むかげなく紅葉散りけり」〈古今・秋下〉 2 世に用いられずわびしく暮らす人。「—はうき世の中にいけらじと思ふ事さへ叶はざりけり...
あい【会ひ/遇ひ/逢ひ】
あうこと。対面。「夢(いめ)の—は苦しかりけり覚(おどろ)きてかき探れども手にも触れねば」〈万・七四一〉
ンガイとう【ンガイ島】
《Ko Ngai》タイ南部、マレー半島西岸の都市トランの沖合、アンダマン海に浮かぶ島。サンゴ礁に囲まれ、東岸には白い砂浜が広がり、リゾート施設が立ち並ぶ。シュノーケリングやスキューバダイビングに...
こと‐おんな【異女】
ほかの女。妻以外の情人である女。他(あだ)し女。「—に思ひつきて、思ひ出でずなり侍りにけり」〈後拾遺・雑中・詞書〉
ことし‐おい【今年生ひ】
今年新しく生え出たもの。「—の松は七日になりにけり残りの程を思ひこそやれ」〈拾遺・賀〉
事(こと)ぞともな・し
取り立てて言うほどのこともない。何ということもない。「秋の夜も名のみなりけり逢(あ)ふといへば—・く明けぬるものを」〈古今・恋三〉
ことだま‐の‐さきわうくに【言霊の幸ふ国】
言葉の霊力が幸福をもたらす国。日本のこと。→言霊「—と語りつぎ言ひつがひけり」〈万・八九四〉