[動ラ五(四)]《「はか」に活用語尾の付いたもの》
  1. (計る・測る・量る)

    1. ㋐ある基準をもとにして物の度合いを調べる。特に、はかり・ゲージなどの計測機器で測定する。「体温を—・る」「距離を—・る」

    2. ㋑推しはかって見当をつける。おもんぱかる。忖度 (そんたく) する。「己をもって人を—・る」「真意を—・りかねる」

  1. (図る・謀る)

    1. 物事を考え合わせて判断する。見はからう。「時期を—・る」「敵情を—・る」

    2. ㋑企てる。もくろむ。「自殺を—・る」

  1. (謀る)

    1. ㋐はかりごとをする。たくらむ。「悪事を—・る」

    2. ㋑あざむく。たばかる。「さては—・られたか」

  1. (図る)

    1. ㋐くふうして努力する。「再起を—・る」「利益を—・る」

    2. ㋑うまく処理する。とりはからう。「便宜を—・る」

  1. (諮る)相談する。「会議に—・って決める」

[補説]1㋐について、「計る」は時間・数、「測る」は長さ・高さ・深さ・広さ・程度、「量る」は重さ・容積を調べる際に使うことが多い。
[可能]はかれる

出典:青空文庫

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