こうがいけんこうひがいほしょうほう【公害健康被害補償法】
《「公害健康被害の補償等に関する法律」の略称》大気汚染または水質汚濁として指定された地域に一定期間在住または通勤して気管支喘息などにかかり、公害病患者と認定された人に医療費を支給し、失われた利益を補償することを定めた法律。昭和49年(1974)施行。公健法。
こうがいざい【公害罪】
公害によって人の生命・健康に看過できない脅威を及ぼすものを内容とする罪。昭和46年(1971)施行の「人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律」によって設けられ、故意犯と過失犯とに分かれる。
こうがいさいばん【公害裁判】
公害の被害者が、損害賠償や公害原因の除去を求めて起こす裁判。
出典:gooニュース
列島エイリアンズ 観光公害編(2)コンビニ越しの〝映える〟富士山、訪日外国人が殺到 公道カート同様の突発型、行政が〝資源〟の景観ごと潰す皮肉
苦肉の策だろうが、観光公害の対策として〝資源〟である景観ごと潰してしまうとは、皮肉というほかない。一方で、この一件には日本各地で発生している観光公害の特性が凝縮されている。それは「日本人がさほど注目していなかった場所」が、「海外のSNSで話題となり、突然のように訪日外国人が殺到するようになった」結果、引き起こされているという点だ。
列島エイリアンズ 観光公害編(1)マリオカートの世界を実体験、日本人に評判悪い「公道カート」復活 観光税では解消困難な〝おいしいビジネス〟
世界的な観光ブームが巻き起こるなか、各国では、オーバーツーリズム対策としての「観光税」を導入する動きが広がっている。イタリアのベネチアでは今春、外国や州外からの15歳以上の訪問者に5ユーロ(約835円)の入島税を徴収する措置を試験的に導入した。また、インドネシアのバリ島では今年2月から、同島を訪れる外国人観光客に対し、約1400円の入島税の徴収を開始している。そして日本でも、類似
観光公害の深刻化で「宿泊税」検討も、もはや混雑“ディズニーランド並み”の現実
その結果、人気観光地は訪日客であふれ、観光公害が深刻さを増している。自治体はごみ箱やトイレの整備、交通整理、観光案内などで大忙し。想定外の支出も次々に発生する。これらの予算を捻出するために、自治体が相次いで新たな財源の模索に動き出した。
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