出典:gooニュース
「半年たち初めて涙」 奥能登豪雨、現場で遺族祈り
●珠洲・羽田登喜雄さん姉 能登半島地震で傷ついた奥能登で、家屋や田畑を濁流が押し流し16人の命を奪った昨年9月の奥能登豪雨から半年となった21日、犠牲者の親類、知人は亡き人を思い手を合わせた。ふるさとの風景を一変させた「二重被災」という現実に遺族の悲しみは深く、復旧は途上だ。この日も肌寒い風を受けながら、一日も早い復興を願い業者やボランティアによる泥出しが進められた。
珠洲・大谷、今も避難続く 奥能登豪雨半年
線状降水帯による集中豪雨によって輪島、珠洲、能登の3市町で16人が犠牲となった奥能登豪雨。能登半島地震との複合災害に見舞われた奥能登では、道路や水道、農地などの被害が今も深刻で、住民の生活再建には多くの障壁が立ちはだかる。 昨年9月21日、輪島で121ミリ、珠洲で84・5ミリと観測史上最大の1時間降水量を観測し、河川氾濫や土砂崩れが各地で発生した。
奥能登で演劇 絆の物語 金沢の劇団「夢宇人」 公民館などで上演 「あらしのよるに」 22日珠洲でも
金沢市を拠点に活動する劇団「夢宇人(むうにん)」が、奥能登地方で公演を重ねている。出し物はオオカミとヤギの友情物語「あらしのよるに」で、心の絆の大切さを訴えている。仮設住宅が近くに立つ公民館などで上演し、被災者らに生の芝居に触れてもらっている。22日には珠洲市若山公民館で上演する。 (沢井秀和) 「仲良しだけど、おいしそう。そんな相手とつきあうことがどんなにつらいことか…。
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