出典:gooニュース
沖縄戦の牛島司令官「辞世の句」再び掲載強行 陸自15旅団サイト、画像の形で
問題になった辞世の句は、沖縄戦で住民を巻き込む「南部撤退」の命令を決定した牛島司令官が1945年6月18日、「決別電」と合わせて陸軍首脳に向けて発したもの。「秋待たで 枯れ行く島の 青草は 皇国の春に 甦らなむ」は戦場となった島が「皇国」の下でよみがえることを願う内容だ。
陸自、沖縄戦司令官の句を再掲 「思い伝える資料」と説明
陸上自衛隊第15旅団(那覇市)は1日、ホームページをリニューアルし、太平洋戦争末期の沖縄戦で旧日本軍を率いた牛島満司令官の辞世の句を再掲した。沖縄戦の体験者らの批判を受け、掲載を一時取り下げていた。旅団の担当者は「検討を踏まえ、当時の指揮官の思いを伝える資料として掲載にふさわしいと判断した」と説明した。
晴れやか初日の出 沖縄戦80年の朝、平和祈念公園で拍手と祈り
2025年のことし、1945年の沖縄戦から80年の節目を迎えた。沖縄戦の犠牲者の名が刻まれた平和の礎の設置からは30年。恒久平和を願い24万人におよぶ刻銘者の生きた証を刻む平和の礎は、新春を告げる穏やかな日の光に包まれる朝となった。
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