おき‐まよ・う〔‐まよふ〕【置き迷ふ】

の解説

［動ハ四］

1. １ 露や霜などが置き乱れる。ひどくおりる。

   1. 「ひとり寝る山鳥の尾のしだり尾に霜—・ふ床の月影」〈新古今・秋下〉

1. ２ 露や霜が置いたのかと見誤る。

   1. 「霜を待つまがきの菊の宵のまに—・ふ色は山のはの月」〈新古今・秋下〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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