もど・く【^▽擬く／抵^＝牾く／牴^＝牾く】

の解説

［動カ五（四）］

1. １ さからって非難する。また、従わないでそむく。

   1. 「御頼みとあれば—・きませぬが」〈露伴・寝耳鉄砲〉

   2. 「をさをさ人の上—・き給はぬ大臣の」〈源・常夏〉

1. ２ 他のものに似せて作る。また、他と同じように振る舞う。まねる。

   1. 「この七歳なる子、父を—・きて、高麗人 (こまうど) と文を作りかはしければ」〈宇津保・俊蔭〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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