[形][文]すず・し[シク]
  1. 温度湿度が程よくて気持ちがいい。さわやかだ。「—・い木陰 夏》「此あたり目に見ゆる物はみな—・し/芭蕉

  1. 少し冷たくてひやりとする。「めっきり—・くなった」

  1. 清らかで、すがすがしい。「目元が—・い」

  1. すがすがしく、きっぱりしている。「言葉—・く述べる」

  1. 平然としている。→涼しい顔

  1. いさぎよい。

    1. 「実 (まこと) に思ひ切ったる体 (てい) かなと、まづ—・しくぞ見えたりける」〈太平記・二五〉

  1. 潔白である。

    1. 「おそらく—・しいこの新七に、無い難つけて」〈浄・淀鯉〉

[派生]すずしがる[動ラ五]すずしげ[形動]すずしさ[名]

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。