奇の解説 - 日本漢字能力検定協会 漢字ペディア

奇

部首

大 （だい）

画数

8（部首内画数：5）

種別

常用漢字

漢検の級

4級

音読み

キ

訓読み

［外］めずらしい・ くし・ あやしい

意味

①めずらしい。ふつうでない。(ア)あやしい。ふしぎな。「奇術」「奇跡」「奇妙」(イ)特にすぐれた。「奇偉」「奇才」「奇麗」(ウ)思いがけない。くしくも。「奇禍」「奇遇」「奇襲」「奇をてらう」 ②はんぱ。二で割り切れない。「奇数」 ［対］偶

書きかえ

「畸(キ)」の書きかえ字。また、「綺(キ)」の書きかえ字として用いられるものがある。

奇の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

き【奇】

［常用漢字］　［音］キ（漢）　［訓］あやしい　くし　くすし　あやに

1. １ 普通とは違っている。珍しい。「奇異・奇行・奇習・奇人・奇抜・奇妙／好奇・新奇・珍奇」

1. ２ 普通の知識では割り切れない。不思議だ。あやしい。「奇怪・奇術／怪奇・伝奇・猟奇」

1. ３ 普通の程度をはるかに超えてすぐれている。「奇観・奇才・奇勝・奇特」

1. ４ 予想から外れた。思いがけない。「奇禍・奇遇・奇襲」

1. ５ 二で割り切れない数。はした。「奇数」

1. ６ （「畸 (き) 」の代用字）形が正常でない。「奇形」

1. ７ （「綺 (き) 」の代用字）飾り立てて美しい。「奇麗」

   1. ［名のり］あや・くす・すく・より

   2. ［難読］数奇屋 (すきや) 

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