エウクレイデス【Eukleidēs】
前400年ごろのギリシャの哲学者。ソクラテスの弟子で、メガラ学派の創始者。
エウリピデス【Eurīpidēs】
[前484ころ〜前406ころ]古代ギリシャの三大悲劇詩人の一人。神話伝説に人間的写実性を取り入れ、新しい傾向の悲劇を生んだ。作品に「メデイア」「トロイアの女」「バッコスの信女たち」など。→ギリシャ悲劇
エパミノンダス【Epameinōndas】
[前418ころ〜前362]古代ギリシャ、テーベの将軍。レウクトラで、新戦術の斜線陣法を用いてスパルタ軍を破った。
エピクロス【Epikūros】
[前341ころ〜前270ころ]古代ギリシャの哲学者。エピクロス学派の祖。人生の目的は精神的快楽にあるとし、心境の平静(アタラクシア)を求めた。
エラスムス【Desiderius Erasmus】
[1466ころ〜1536]オランダの人文学者。人文主義的立場から宗教改革の精神に同調したが、ルターの教皇・教会批判には反対した。ギリシャ語新約聖書の印刷校訂本を初めて出版。著「愚神礼讃」「自由意...
エラトステネス【Eratosthenēs】
[前272ころ〜前192ころ]ギリシャの学者。アレクサンドリア文庫の管理者。文学・数学・天文学・地理学・哲学にすぐれ、「五種競技選手」ともよばれた。主著「地理学」。
エリザベス【Elizabeth】
(1世)[1533〜1603]イングランド女王。在位1558〜1603。ヘンリー8世の娘。前代までのカトリックを廃し、新教のイギリス国教会を確立。スペインの無敵艦隊を破って海外発展を果たすなど...
エル‐グレコ【El Greco】
[1541ころ〜1614]《ギリシャ人の意》スペインの画家。本名はドメニコス=テオトコプーロス(Domenikos Theotokopoulos)で、ギリシャ生まれ。劇的な構図と明暗構成、細長く...
エンペドクレス【Empedoklēs】
[前493ころ〜前433ころ]古代ギリシャの哲学者・詩人・政治家・医師。シチリア島の生まれ。万物は地・水・火・風の4元素からなり、愛と憎が動力因として働き、結合分離・生成消滅があると説いた。著「...
オリゲネス【Ōrigenēs】
[185ころ〜254ころ]ギリシャの神学者。ギリシャ思想による聖書解釈を試みた。アレクサンドリア生まれ。主著「聖書注解」「ケルソス反駁論」。