出典:gooニュース
中国陝西省の周原遺跡で先周・西周時代の建築遺構や甲骨を発見
土を突き固める版築(はんちく)工法による先周文化の大型建築群や宮城、小城、大城からなる西周時代の三重城壁を発見した。占いに用いた甲骨も200点余り出土し、「秦人」など180文字を判読した。 遺跡は、陝西省考古研究院と北京大学考古文博学院、中国社会科学院考古研究所が3月から12月にかけて合同で発掘調査を行った。
中国・清華大収蔵竹簡「清華簡」、西周初期の重要史料を発見
出土文献研究・保護センターの石小力(せき・しょうりき)副教授によると、第14集に収録した竹書3冊のうち「成后」「昭后」は、西周初期の歴史や成王と昭王の治国理念を記した訓典(聖賢の教えの書)類の書で、戦国時代の楚国で伝写され、長く散逸していた重要な歴史文献となる。「両中」は長編の竹書で、夏王朝初期の歴史・伝説と古代の政治思想などが記されている。
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