いしだ‐みつなり【石田三成】
[1560〜1600]安土桃山時代の武将。近江(おうみ)の人。幼名、佐吉。豊臣秀吉に才知を認められて五奉行の一人となり、太閤検地など内政面に活躍。文禄4年(1595)近江佐和山城主となり19万4...
うしわかまる【牛若丸】
源義経の幼名。謡曲「鞍馬天狗」「橋弁慶」その他、浄瑠璃・長唄などに登場。
おう‐ひつ【王弼】
[226〜249]中国、三国時代の魏(ぎ)の思想家。山陽(河南省)の人。字(あざな)は輔嗣(ほし)。幼くして高名をはせ、何晏(かあん)とともに玄学(老荘の学)の始祖といわれる。著「周易注」「老子...
おかだ‐かんせん【岡田寒泉】
[1740〜1816]江戸後期の儒学者。江戸の人。名は恕(はかる)。通称、清助。松平定信に登用され、朱子学振興に努力した。著「幼学指要」。
かつしか‐ほくさい【葛飾北斎】
[1760〜1849]江戸中・後期の浮世絵師。江戸の人。幼名、時太郎、のち鉄蔵。初号、春朗、ほかに画狂人・為一など。初め勝川春章に学んだが、狩野派・土佐派・琳派(りんぱ)・洋風画など和漢洋の画法...
かとう‐きよまさ【加藤清正】
[1562〜1611]安土桃山時代の武将。尾張の人。幼名、虎。豊臣秀吉に仕え、賤ヶ岳(しずがたけ)七本槍の一。肥後の半国を与えられて熊本城主となり、文禄の役・慶長の役で朝鮮に出兵。関ヶ原の戦いに...
かのう‐たんゆう【狩野探幽】
[1602〜1674]江戸初期の画家。鍛冶橋狩野派の祖。京都の人。名は守信。幼名、采女(うねめ)。孝信の長男。永徳の孫。江戸に出て幕府御用絵師となり、桃山時代の豪壮豪麗な様式に対して、瀟洒(しょ...
かのう‐ほうがい【狩野芳崖】
[1828〜1888]日本画家。山口の生まれ。幼名、幸太郎。別号、松隣・勝海など。狩野雅信に学び、狩野派の伝統を受け継ぎ、明治初期、フェノロサに見いだされ、日本画革新運動の強力な推進者となった。...
クラーク【Arthur Charles Clarke】
[1917〜2008]英国のSF作家。1946年に「抜け穴」「太陽系最後の日」でデビュー。豊富な科学的知識をもとにリアルな近未来世界を描き出し、国内外の人気を得た。作「幼年期の終わり」「2001...
とくがわ‐いえもち【徳川家茂】
[1846〜1866]江戸幕府第14代将軍。在職1859〜1866。紀州藩主徳川斉順の長男。幼名、慶福(よしとみ)。将軍継嗣問題で井伊直弼(いいなおすけ)に推されて将軍となり、井伊の死後、皇女和...