かしまだ‐まき【鹿島田真希】
[1976〜 ]小説家。東京の生まれ。大学在学中に「二匹」で文芸賞を受賞してデビュー。「冥土めぐり」で芥川賞受賞。他に「六〇〇〇度の愛」「女の庭」など。
しばさき‐ともか【柴崎友香】
[1973〜 ]小説家。大阪の生まれ。「その街の今は」で芸術選奨文部科学大臣新人賞と織田作之助賞大賞、「春の庭」で芥川賞を受賞。他に「きょうのできごと」「寝ても覚めても」など。
とく‐おう【徳王】
[1902〜1966]中国内モンゴルの政治家。王公の家庭に生まれ、内モンゴルの自治権獲得運動に従事した。1939年日本軍の援助下に蒙古連合自治政府を樹立し、主席に就任。日本の敗戦後は反共運動を行...
なかがわ‐よいち【中河与一】
[1897〜1994]小説家。香川の生まれ。川端康成・横光利一らと「文芸時代」を創刊。新感覚派の旗手として活躍。戦時下は民族主義に傾いた。作「天の夕顔」「失楽の庭」など。
なかむら‐しんいちろう【中村真一郎】
[1918〜1997]小説家・文芸評論家。東京の生まれ。戦時下に書き綴った「死の影の下に」などで戦後派作家として注目を集める。他に「空中庭園」「四季」四部作など。評伝「頼山陽(らいさんよう)とそ...
なかむら‐みつお【中村光夫】
[1911〜1988]評論家・劇作家・小説家。東京の生まれ。本名、木庭一郎。近代リアリズムの歴史をたどり、日本近代文学に対して鋭い批判を行った。評論「二葉亭論」「風俗小説論」、小説「わが性の白書...
ブレヒト【Bertolt Brecht】
[1898〜1956]ドイツの劇作家・詩人。叙事的演劇・異化効果などの理論の提唱・実践により、演劇に新時期を画した。戯曲「三文オペラ」「ガリレイの生涯」、詩集「家庭用説教集」など。
ポリツィアーノ【Angelo Poliziano】
[1454〜1494]イタリアの詩人・人文主義者。プラトン哲学者フィチーノの弟子。メディチ家の家庭教師として活躍。晩年は古典籍の評釈などに努めた。詩「騎馬槍試合のスタンツェ」、詩劇「オルフェオ物...
まつうら‐ひさき【松浦寿輝】
[1954〜 ]詩人・小説家・フランス文学者。東京の生まれ。詩作、文学評論、映画評論など幅広く活躍。「花腐(はなくた)し」で芥川賞受賞。「知の庭園」で芸術選奨。他に詩集「冬の本」、評論「エッフェ...
みうら‐しゅもん【三浦朱門】
[1926〜2017]小説家。東京の生まれ。妻は曽野綾子。「第三の新人」の一人。「武蔵野インディアン」で芸術選奨。他に「箱庭」「望郷」など。昭和60年(1985)から翌年まで文化庁長官を務めた。...