つたや‐じゅうざぶろう【蔦屋重三郎】
[1750〜1797]江戸後期の出版業者。江戸の人。本名、喜多川柯理(からまる)。号、耕書堂。通称、蔦重(つたじゅう)。狂名、蔦唐丸(つたのからまる)。大田南畝・山東京伝らと親交があり、多くの洒...
ツタンカーメン【Tutankhamen】
エジプト第18王朝第12代の少年王。在位、前1361〜前1352ごろ。イクナートンの後継者。アモン神崇拝に改宗し、アーメンと改名、都をアマルナからテーベに戻した。1922年、「王家の谷」から、王...
つだ‐そうたつ【津田宗達】
[1504〜1566]室町後期の豪商・茶人。堺の会合(えごう)衆の一人。茶を武野紹鴎に学び、茶器の名品を多く所蔵した。
つちみかど‐てんのう【土御門天皇】
[1195〜1231]第83代の天皇。在位1198〜1210。後鳥羽天皇の第1皇子。名は為仁(ためひと)。承久の乱後、土佐に流され、のち、阿波に移された。土佐院。阿波院。
つちや‐たかお【土屋隆夫】
[1917〜2011]推理作家。長野の生まれ。第二次大戦後、中学教師のかたわら作品を発表。「影の告発」で日本推理作家協会賞受賞。他に「天狗の面」「天国は遠すぎる」「不安な産声」など。平成14年(...
つちや‐はるなお【土屋温直】
[1782〜1852]江戸後期の刀剣研究家。江戸の人。古刀・新刀を収集して押形(おしがた)をつくり、土屋押形とよばれる。
つむり‐の‐ひかる【頭光】
[1754〜1796]江戸後期の狂歌師。江戸の人。本名、岸宇右衛門。別号、桑楊庵(そうようあん)・2世巴人亭。江戸日本橋亀井町の町代で、蜀山人に師事。狂歌四天王の一人。
つるみね‐しげのぶ【鶴峰戊申】
[1788〜1859]江戸後期の国学者。豊後(ぶんご)の人。通称、和左治。蘭文法に則り、最初の国文典である「語学新書」を著した。のち、水戸藩に出仕。
てつげん‐どうこう【鉄眼道光】
[1630〜1682]江戸前期の黄檗(おうばく)宗の僧。肥後の人。隠元および木庵に師事。大蔵経の開版を計画し、約10年かかって完成、黄檗版や鉄眼版とよばれる。また多くの寺を開山・中興し、飢饉(き...
デ‐シーカ【Vittorio De Sica】
[1902〜1974]イタリアの映画監督・俳優。トーキー時代から二枚目スターとして活躍し、第二次大戦後「靴みがき」「自転車泥棒」などネオレアリズモの秀作を監督。ほかに「終着駅」「ひまわり」などを監督。