ゼノ【Zeno Zebrowski】
[1898〜1982]ポーランド生まれのカトリック修道士。昭和5年(1930)に来日し、長崎で布教活動を行う。第二次大戦後、東京浅草の生活共同体「蟻(あり)の町」で戦災孤児や生活困窮者の救済活動...
ぜんな【善阿】
鎌倉後期の連歌師。地下(じげ)連歌界の指導者として活躍。連歌式目の制定に寄与した。門下に救済(ぐさい)らがいる。生没年未詳。
タルコフスキー【Andrey Arsen'evich Tarkovskiy】
[1932〜1986]ソ連の映画監督。詩的、象徴的作風により、精神的な閉塞状況下における魂の救済の問題を追求。1984年に亡命。作「僕の村は戦場だった」「惑星ソラリス」「サクリファイス」など。
てつげん‐どうこう【鉄眼道光】
[1630〜1682]江戸前期の黄檗(おうばく)宗の僧。肥後の人。隠元および木庵に師事。大蔵経の開版を計画し、約10年かかって完成、黄檗版や鉄眼版とよばれる。また多くの寺を開山・中興し、飢饉(き...
デーメル【Richard Dehmel】
[1863〜1920]ドイツの詩人。神秘的、形而上学的思想性に裏打ちされた官能美の世界で知られる。詩集「救済」、叙事詩「二人の人間」など。
なかやま‐みき【中山みき】
[1798〜1887]天理教の教祖。大和の人。41歳のとき霊感を得、世人救済のために布教を始めた。歌集「おふでさき」は託宣・予言をうたったもの。
にじょう‐よしもと【二条良基】
[1320〜1388]南北朝時代の公卿・歌人・連歌師。初め後醍醐天皇に仕え、のち北朝の天皇に仕えた。和歌は頓阿(とんあ)に学び、連歌は救済(ぐさい)を師としてともに「菟玖波(つくば)集」を撰し、...
にんしょう【忍性】
[1217〜1303]鎌倉時代の真言律宗の僧。大和の人。字(あざな)は良観。叡尊(えいぞん)・覚盛(かくじょう)に師事。鎌倉に極楽寺を開創。道路・橋梁の建設や貧民救済など社会事業に尽くした。忍性...
はらだ‐まさずみ【原田正純】
[1934〜2012]医師。鹿児島の生まれ。水俣病研究の第一人者として診察・調査などに尽力。昭和39年(1964)には、母親の胎内で有機水銀に侵される胎児性水俣病の存在を明らかにした。カネミ油症...
ふくだ‐やすお【福田康夫】
[1936〜 ]政治家。東京の生まれ。父の元首相赳夫の秘書官を経て、群馬県の地盤を継ぎ平成2年(1990)に衆議院議員に当選。平成12年(2000)から森喜朗・小泉純一郎両内閣で官房長官を務める...