いしはら‐よしろう【石原吉郎】
［1915〜1977］詩人。静岡の生まれ。終戦後シベリア抑留生活を経て帰国したのち、詩誌「ロシナンテ」を創刊。「荒地詩集」に参加した。昭和38年（1963）刊行の「サンチョ・パンサの帰郷」でH氏...
おぎわら‐もりえ【荻原守衛】
［1879〜1910］彫刻家。長野の生まれ。号は碌山(ろくざん)。小山正太郎に油絵を学び、のち渡仏して彫刻に転向。作風はロダンの内的生命力の表現に負うところが多く、近代彫刻の幕を開いた。遺作は郷...
すぎうら‐みんぺい【杉浦明平】
［1913〜2001］小説家・評論家。愛知の生まれ。東京帝大卒業後、ルネサンス文学研究に没頭。戦後は郷里の愛知県渥美(あつみ)町に住み、地方色豊かな文学活動を展開。「小説渡辺崋山」で毎日出版文化...
そう‐ぎょく【宋玉】
中国、戦国時代の詩人。楚(そ)の人。頃襄(けいじょう)王に仕え、同郷の詩人である屈原の弟子といわれる。著「九弁」「招魂」「高唐賦」「神女賦」など。生没年未詳。
ぼう‐じゅん【茅盾】
［1896〜1981］中国の作家。浙江(せっこう)省桐郷県の人。本名、沈徳鴻(しんとくこう)。字(あざな)は雁冰(がんひょう)。写実主義を唱え、「蝕」三部作、「子夜」などを発表。中華人民共和国成...
まつだいら‐ふまい【松平不昧】
⇒松平治郷(はるさと)
まるやま‐けんじ【丸山健二】
［1943〜 ］小説家。長野の生まれ。「夏の流れ」で芥川賞受賞。結婚後、郷里長野に帰り、大自然の中で作家活動を展開する。他に「朝日のあたる家」「黒い海への訪問者」「ときめきに死す」「虹(にじ)よ...
みうら‐しゅもん【三浦朱門】
［1926〜2017］小説家。東京の生まれ。妻は曽野綾子。「第三の新人」の一人。「武蔵野インディアン」で芸術選奨。他に「箱庭」「望郷」など。昭和60年（1985）から翌年まで文化庁長官を務めた。...
みよし‐きょうぞう【三好京三】
［1931〜2007］小説家。岩手の生まれ。本名、佐々木久雄。自らの教員体験を生かした作品や、郷里の東北を舞台にした小説を手がける。非行に走る娘とそれに振り回される家庭を描いた「子育てごっこ」で...
ミヨー【Darius Milhaud】
［1892〜1974］フランスの作曲家。フランス六人組の一人。多調・ポリリズム（多リズム）の手法を使って広い分野の作品を残した。作品に、ピアノ曲「ブラジルへの郷愁」「スカラムシュ」、バレエ音楽「...
