ベルイマン【Ingmar Bergman】
[1918〜2007]スウェーデンの映画監督・舞台演出家。神の沈黙、愛と憎悪、生と死などをモチーフに名作を発表。作「野いちご」「叫びとささやき」「ファニーとアレクサンデル」。
ベルヌーイ【Bernoulli】
(Jakob 〜)[1654〜1705]スイスの数学者。弟ヨハンとともに微積分学の成立に貢献、微分方程式の求積法などを発展させた。死後出版された「推論術」には大数の法則やベルヌーイ数が含まれ、...
ベルハーレン【Émile Verhaeren】
[1855〜1916]ベルギーの詩人。象徴主義から出発し、社会主義の影響を受けて、人類の進歩を謳歌する力強い作品を発表。詩集「黒い炬火(たいまつ)」「触手ある都市」など。
べん‐の‐ないし【弁内侍/辨内侍】
鎌倉中期の女流歌人。藤原信実の娘。後深草天皇に仕えた。のち、出家。著「弁内侍日記」。後深草院弁内侍。生没年未詳。
ほあし‐ばんり【帆足万里】
[1778〜1852]江戸後期の儒学者・理学者。豊後(ぶんご)の人。字(あざな)は鵬卿。通称、里吉。西欧近世科学を移入し、三浦梅園の説を発展させた。また、豊後日出(ひじ)藩家老として藩政を改革。...
ほうじょう‐うじなが【北条氏長】
[1609〜1670]江戸前期の旗本・軍学者。幕府大目付、安房守。北条流兵学の祖。後北条氏の出身で、軍学を小幡景憲(おばたかげのり)に学ぶ。オランダ流攻城法を学んだことや、江戸地図を作成したこと...
ほうじょう‐しげとき【北条重時】
[1198〜1261]鎌倉前期の武将。義時の三男。六波羅探題・連署を歴任して、執権北条時頼を補佐。のち出家。彼の残した「北条重時家訓」は、後世の武家家訓のもととなった。極楽寺殿。
ほうじょう‐そううん【北条早雲】
[1432〜1519]室町後期の武将。後北条氏の祖。初め伊勢新九郎長氏と称し、出家して早雲庵宗瑞と号。駿河の今川氏のもとにいたが、のち、伊豆韮山(にらやま)に移り、次いで小田原に進出。伊豆・相模...
ほうじょう‐ときより【北条時頼】
[1227〜1263]鎌倉幕府第5代執権。在職1246〜1256。泰時の孫。法名、道崇。豪族三浦一族を滅ぼし、執権北条氏の権力を確立。執権を辞してから出家。禅を信仰し、中国宋より蘭渓道隆を招き、...
ボース【Satyendra Nath Bose】
[1894〜1974]インドの物理学者。光量子に関する量子統計の方法を導出し、1924年アインシュタインに論文を送付。アインシュタインがこれを光子から気体分子に拡張して展開する端緒となった。