うえすぎ‐さだまさ【上杉定正】
[1443〜1494]室町中期の武将。扇ヶ谷(おうぎがやつ)上杉持朝(もちとも)の子。太田道灌(おおたどうかん)に補佐されて兵威を振るったが、上杉顕定(あきさだ)の中傷を信じて道灌を暗殺。のち顕...
ご‐かじ【五鍛冶】
京都に在住した五人の刀工。丹波守吉道・近江守源久道・近江守一竿子(いっかんし)忠綱・伊賀守来金道・信濃守源信吉。
シャフツベリ【Anthony Ashley Cooper Shaftesbury】
(1st Earl of 〜)[1621〜1683]英国の政治家。下院に入り、クロムウェルに反対して王政復古に努めた。復古後、枢密顧問官・伯爵・大法官となるが、のちに解任。陰謀に参加し、大逆罪...
ニーバー【Reinhold Niebuhr】
[1892〜1971]米国の神学者・倫理学者・牧師。「文明は宗教を必要とするか」「道徳的人間と非道徳的社会」など、近代社会とキリスト教倫理に関する著書を多数著した。
フランチェスコ【Francesco d'Assisi】
[1182〜1226]カトリック教会の聖人。フランチェスコ修道会の創設者。イタリアのアッシジの生まれ。キリストにならい清貧・貞潔・奉仕の生活を守り、「小さき兄弟修道会」(のちのフランチェスコ修道...
やすい‐どうとん【安井道頓】
[1533〜1615]安土桃山時代の土木家。河内(かわち)の人。豊臣秀吉に仕え、大坂城の築城に従事。のち、東横堀川と木津川とを結ぶ水路(現在の道頓堀川)開通に着手したが、大坂夏の陣で戦死。→道頓堀
やまぐち‐そどう【山口素堂】
[1642〜1716]江戸前・中期の俳人。甲斐の人。名は信章。別号、其日庵・素仙堂など。江戸や京都で漢学・和歌・書道・俳諧・茶道・能楽などを学ぶ。のち、江戸で芭蕉と親交を結び、蕉風の成立に貢献し...
れっし【列子】
中国、戦国時代の道家の思想家。名は禦寇(ぎょこう)。鄭(てい)(河南省)の人。「荘子」中に説話がみえ、「呂氏春秋」によれば虚を尊んだといわれる。唐代に沖虚真人(ちゅうきょしんじん)と追号された...
レビ‐ブリュール【Lucien Lévy-Bruhl】
[1857〜1939]フランスの哲学者・社会学者。デュルケームの影響を受け、道徳の実証的研究を提唱。のち、未開民族の心性や思考を研究した。著「道徳と習俗学」「未開社会の思惟」など。
ろうし【老子】
中国、春秋戦国時代の楚の思想家。姓は李、名は耳(じ)。字(あざな)は伯陽。諡号(しごう)は耼(たん)。儒教の人為的な道徳・学問を否定し、無為自然の道を説いた。現存の「老子」の著者といわれ、周の...