おかだ‐さぶろうすけ【岡田三郎助】
[1869〜1939]洋画家。佐賀の生まれ。黒田清輝らに学び、のちフランスに留学し、ラファエル=コランに師事。外光派的作風の風景画と日本的情趣の装飾的女性像を描いた。また、舞台美術・図案・工芸の...
かぶらぎ‐きよかた【鏑木清方】
[1878〜1972]日本画家。東京の生まれ。本名、健一。水野年方に師事し、早くから挿絵を描き、情趣豊かな明治の風俗を絵にとどめた。歌川派の浮世絵から出て、文学的教養と清新な感覚で、近代的美人画...
さかもと‐はんじろう【坂本繁二郎】
[1882〜1969]洋画家。福岡の生まれ。二科会の創立に参加。馬・能面などを題材として、微妙な色調のうちに思索的情趣をたたえた作品を制作した。文化勲章受章。
しみず‐はまおみ【清水浜臣】
[1776〜1824]江戸後期の歌人・国学者。江戸の人。号、泊洦舎(さざなみのや)。村田春海に国学を学び、古典の考証・注釈にすぐれ、王朝的情趣のある歌文を残した。著「泊洦舎文藻」「泊洦舎集」など。
ジョルジョーネ【Giorgione】
[1477ころ〜1510]イタリアの画家。本名、ジョルジオ=ダ=カステルフランコ。盛期ルネサンス、ベネチア派の代表者の一人。人物と自然とを一体となし、情趣に富む詩的な作品を残した。作「三人の哲学...