なぞらえる の類語・言い換え
ブックマークへ登録たとえる/なぞらえる/見なす/見たてる/擬する の使い方
たとえる/なぞらえる/見なす/見たてる/擬する の使い分け
- 1
- 「たとえる」は、Aをわかりやすく説明するために、相手も知っているBを引き合いに出す意。
- 2
- 「なぞらえる」は、Aを、共通点があると思われるBと同列においてくらべる意。また、手本とするものを決めてそれに似せる意にもいう。
- 3
- 「見なす」は、見て判定する意。事実がそうであってもなくても、AをBだと判断する意。
- 4
- 「見たてる」は、Aを、本来はまったく異なるBだと仮想する意。また、「洋服を見たてる」「名医に見たててもらう」のように、見て選び定める意、見て鑑定したり診断したりする意にもいう。
- 5
- 「擬する」は、AはBではないのに、あたかもBであるかのように扱ったり、Bにあらかじめ当てはめたりする意。また、「空海の書体に擬する」「短刀を胸に擬する」のように、まねる意、物を他のものにあてがう意にも用いる。
- 6
- 「見なす」のみ「AをBと…」の形で用い、他は「AをBに…」の形で用いる。
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