ならず者/ごろつき/地回り/やくざ/暴力団 の解説 - 小学館 類語例解辞典

ならず者/ごろつき/地回り/やくざ/暴力団 の共通する意味

正当な定職を持たず、たちの悪いことをして一般の人を脅かすような者。

英語表現 a rogue an outlaw

国語辞書で調べる ならず者 ごろつき 地回り やくざ 暴力団

ならず者/ごろつき/地回り/やくざ/暴力団 の使い方

ならず者
▽街のならず者 ▽ならず者の集まり
ごろつき
▽ごろつきに因縁をつけられる ▽ごろつき連中
地回り
▽地回りにおどされる ▽地回りに顔がきく
やくざ 【名・形動】
▽やくざから足を洗って堅気になる
暴力団
▽暴力団の抗争が激しい ▽暴力団を取り締まる

ならず者/ごろつき/地回り/やくざ/暴力団 の使い分け

「ならず者」は、「不成者」と書き、まともではない者の意。無法で、おどし、たかりなどを行う者。
「ごろつき」も、「ならず者」とほぼ同じ意味。「破落戸」と書くこともある。
「地回り」は、近世、遊里などで地付きの顔のきく者をいった。現在では、盛り場などを縄張りとして仕切る者をいう。
「やくざ」は、いわゆるばくち打ちのことで、特殊な世界をつくり、親分、子分の関係などそれなりの仁義、しきたりなどがあった。また、「やくざな男」のように、単に性行がおさまらない人をいうこともある。
「暴力団」は、組長と組員から成る、無法なふるまいをする者の集団。

ならず者/ごろつき/地回り/やくざ/暴力団 の反対語

▼やくざ⇔堅気

ならず者/ごろつき/地回り/やくざ/暴力団 の関連語

無頼漢
一定の職業をもたず、素行の悪い男。ならず者。「あの男はこの町でも有名な無頼漢だ」
無法者
道理にはずれた、乱暴なふるまいをする者。「好き勝手をする無法者」
与太者
素行不良の若者。役に立たない者の意もある。「一見与太者風」
ごろ
「ごろつき」の略。「会社ごろ」「政界ごろ」などの形で使うことが多い。常習的にその世界に出入りし、甘い汁を吸っている者をいう。
ちんぴら
一人前でもないのに、おとなぶったり大物をきどったりする者。転じて、不良少年少女。「ちんぴらにからまれる」

カテゴリ

#一生#人物

ならず者/ごろつき/地回り/やくざ/暴力団 の類語 - 日本語ワードネット

やくざ の類語

有効利用がない、あるいは役立つ機能をすることにおいて無能である の意

有用性または価値が欠如するさま の意

容赦がなく残忍な人 の意

ゲームかスポーツ競技の結果にお金を賭ける人 の意

暴力団の一員である犯罪者 の意

日本のギャング の意

暴力団 の類語

連携して作用するように調整された道具の組合せからなるツール の意

共通の目的を持つ人々の排他的な仲間 の意

犯罪者たちの集まり の意

組織化された犯罪活動担当のギャングのゆるい提携 の意

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