躊躇/逡巡/ためらい/猶予 の解説 - 小学館 類語例解辞典

躊躇/逡巡/ためらい/猶予 の共通する意味

決断がつかず、迷うこと。

英語表現 hesitation

国語辞書で調べる 躊躇 逡巡 ためらい 猶予

躊躇/逡巡/ためらい/猶予 の使い方

躊躇する
▽自説の発表を躊躇する ▽躊躇なく承諾する
逡巡する
▽あれこれ逡巡しながらも出かけて行く ▽逡巡することなく進む
ためらい
▽なんのためらいもなく賛成する ▽ためらいがちに打ち明ける ▽一瞬のためらいで勝利を逃す
猶予する
▽もう一刻も猶予できない ▽これ以上の猶予はならない

躊躇/逡巡/ためらい/猶予 の使い分け

「躊躇」「ためらい」は、何かしようとしていたときにそのことに対してふと迷いが生じ、心を定められなくなること。
「逡巡」は、「躊躇」「ためらい」よりも時間的に長く、あれこれぐずぐずと考えてしまって先へ進めないこと。
「猶予」は、決断できない状態、実行できずにいる状態を強く意識した語。ほかに、延期することの意で用いることが多い。「刑の執行を猶予する」
「ためらい」は日常語だが、他の三語は文章語。

躊躇/逡巡/ためらい/猶予 の関連語

遅疑する
疑いためらうこと。文章語。「しばらくも遅疑すべからず」「遅疑逡巡」
二の足を踏む
一歩目は踏み出したものの、二歩目で足踏みする。実行するのをやめたい気持ちが強い。「その商談にはさすがの彼も二の足を踏んだ」

カテゴリ

#人間の性質#意志

躊躇/逡巡/ためらい/猶予 の類語 - 日本語ワードネット

躊躇 の類語

不確実性または不本意なことにためらう、あるいは躊躇する の意

すべきことを先伸ばしにする の意

2つ以上の選択肢、行動方針にかかわる不確かさ の意

話、行動が決められないこと の意

何かをすることに対しての違和感と優柔不断な気持ち の意

逡巡 の類語

不確実性または不本意なことにためらう、あるいは躊躇する の意

すべきことを先伸ばしにする の意

2つ以上の選択肢、行動方針にかかわる不確かさ の意

ためらい の類語

2つ以上の選択肢、行動方針にかかわる不確かさ の意

話、行動が決められないこと の意

何かをすることに対しての違和感と優柔不断な気持ち の意

日本語ワードネット1.1 (c) 2009-2011 NICT, 2012-2015 Francis Bond and
2016-2024 Francis Bond, Takayuki Kuribayashi