たいきせっぽう【対機説法】
相手の素質・能力に従って法を説くこと。
たいきだいじゅんかん【大気大循環】
全地球的な規模の大気の循環。高温の赤道付近と低温の極付近との間に大規模な熱対流が起こり、それに地球の自転が影響するため三つの対流に分かれ、これらが地表付近で風として吹くとき、貿易風・偏西風・偏東風となる。大気環流。
たいきでんき【大気電気】
大気中で起こる電気現象の総称。雷をはじめとする放電現象、電離した窒素や酸素の分子による大気電流などをさす。気象電気。
たいきでんりょく【待機電力】
電気製品で、使用していない間にも、時刻表示や起動時間短縮などのために常に消費されている電力。待機時消費電力。
たいきニュートリノ【大気ニュートリノ】
地球大気の上層部に宇宙線が衝突することで生じるニュートリノ。宇宙線(主に高エネルギーの陽子線)が大気分子の原子核と衝突してできるπ中間子やμ粒子が崩壊し、電子ニュートリノとμニュートリノが生成される。日本のスーパーカミオカンデによる大気ニュートリノ観測実験において、大気上層部から飛来するニュートリノと地球の裏側から地球内部を通って飛来するニュートリノの数を比較することで、ニュートリノがわずかにでも質量をもつ場合に起こるニュートリノ振動という現象が確認された。
たいきばんせい【大器晩成】
《「老子」四一章から》大きな器が早く出来上がらないように、大人物は世に出るまでに時間がかかるということ。
たいきりょうほう【大気療法】
肺結核など呼吸器病の患者に、戸外の新鮮な空気を吸わせて治療する方法。
たいきかがく【大気科学】
大気中で起こる物理現象、および大気の組成や成り立ちについて研究する学問。気象学や気候学を含む地球科学の一分野に位置づけられる。
たいきせいどう【大気制動】
⇒空力ブレーキ
たいきブレーキ【大気ブレーキ】
⇒空力ブレーキ