[名]
  1. 芝居の終わりに打つ拍子木の音から》物事の終わること。「その問題はこれで—だ」

  1. 免職になること。くび。

  1. しるしにつける点。ちょぼ。「文中に—を打つ」

  1. 俗に、頭の悪いこと。また、おろかなこと。

    1. 「ばかだの、—だの、野呂間だのと」〈魯文西洋道中膝栗毛

[副]
  1. 拍子木の音を表す語。また、拍子木を打つさま。「—と柝 (き) がはいる」

  1. 刃物などを用いて一気に切るさま。「花の茎を—と刈り取る」

  1. 動作敏捷に行われるさま。「石垣に—と飛びのる」「文鳥が肩に—と止まる」

  1. 力を入れずに軽く物事を行うさま。「紙飛行機を指で—と飛ばす」

出典:青空文庫

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