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１ 原子の結合体で、その物質の化学的性質を失わない最小の構成単位。一つの原子よりなる単原子分子（ヘリウムなど）、二原子分子（水素・酸素・窒素など）、三原子分子（水・二酸化炭素など）から、数千〜数万の原子よりなる高分子まであり、主に共有結合で結び付いている。
２ 団体を構成している各個人。集団の構成員。成員。「不平—を除く」
３ ある性質や様相を形成している一部分。
「変化は則ち文学以外の—なり」〈子規・芭蕉雑談〉
４ 分数または分数式で、割られるほうの数や整式。⇔分母。
《participle》ヨーロッパ諸語などの文法で、動詞が語形変化して形容詞的に用いられるもの。現在分詞・過去分詞などがある。
文筆を職業とする人。文章家。作家。小説家。「—稼業」
出典：デジタル大辞泉（小学館）
ぶんしいでんがく【分子遺伝学】
遺伝現象をDNAやRNAなどの分子レベルで解明しようとする学問分野。
ぶんしうんどう【分子運動】
物質を構成する分子・原子の不規則・無秩序な微視的運動。並進・回転・振動の3種類があり、これらの運動エネルギーが熱として現れる。
ぶんしかごうぶつ【分子化合物】
2種以上の分子がそれぞれの組成を変えずに結合した化合物。
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出典：青空文庫
･･･物自身が、百十の微粒分子になって、動き出したとも云うべきくらいで･･･ 芥川竜之介「女」
･･･しかし当代の文士を挙げて滝田君の世話になったと言うならば、それは･･･ 芥川竜之介「滝田哲太郎氏」
･･･、自然主義中の浪漫的分子とかいう言葉によって表さるる活動的、･･･ 石川啄木「時代閉塞の現状」
分枝
分祀
分詞
文士
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