[補説]2008年から2012年までの5
年間(第一約束期間)に、先進国全体で、1990年と
比較して少なくとも5パーセント
削減するとし、EU8パーセント、
米国7パーセント、日本・カナダ6パーセントなど、国・地域別の削減目標も
設定した。目標達成を
促進するため、
他国から
排出枠を
購入できる仕組み(
京都メカニズム)を
導入。EUは12.2パーセント、日本は8.4パーセントの
削減を
達成した。
米国は2001年、カナダは2012年に
離脱。2012年の
CMP8(開催地ドーハ)で、2013年から2020年までの8
年間を第二約束期間とし、1990年比で18パーセント
削減する議定書改正案が
採択されたが
発効に至らず、2015年、京都議定書に代わる枠組みとして
パリ協定が
採択された。