八文字（はちもんじ）とは？意味・読み方・使い方

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はち‐もんじ【八文字】
の解説

１「八」という字。また、その字の形。

２遊女が揚屋入りする際などの歩き方。内八文字と外八文字がある。

３江戸初期の男伊達などの風俗で、大股に足を外側に開いて歩く歩き方。
1. 「胸をつき出し、足を—に踏み」〈戴恩記・上〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

八文字の例文(5)

出典：青空文庫

･･･読尽して聖堂図書館の八文字屋本を専ら漁っていた。西洋の物も少しは読･･･内田魯庵「二葉亭余談」
･･･伝の洒落本や黄表紙、八文字屋ものの二ツ三ツぐらい読んでいたけれど、･･･内田魯庵「明治の文学の開拓者」
･･･二十七八歳の、足を外八文字にひらいて歩く、横に広いからだのひとでし･･･太宰治「風の便り」

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