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[動サ特活]《「ござります」の音変化。近世江戸以来の語》
  1. 「ある」の意の丁寧語。「あります」より丁寧な言い方。「おあつらえ向きのお品が—・す」「何も—・せんが、どうぞ召し上がれ」

  1. (補助動詞)補助動詞「ある」の意の丁寧語。「すでにお願いして—・す」「いかがお過ごしで—・しょうか」「ただ今ご紹介いただいた田中で—・す」「おめでとう—・す」「いっそ死にとう—・す」

[補説]活用は「ございませ(ございましょ)・ございまし・ございます・ございます・ございますれ・〇」。「ござります」より丁寧の度合いが低く、打ち解けたときに用いられ、さらに、なまって「ござえます」「ごぜえます」ともなる。また、「さようでござい」などの「ござい」は「ございます」のぞんざいな言い方。2の「…でございます」の形は口語文体の敬体の一で、「です」体・「ます」体・「であります」体に対して「でございます」体とよばれることがある。
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