《「けさく」とも》

  1. 戯れに詩文を作ること。また、その作品

  1. 江戸後期の通俗小説類の総称洒落本滑稽本黄表紙合巻 (ごうかん) 読本 (よみほん) 人情本など。伝統的で格式の高い和漢文学に対していう。

[補説]2については、宝暦明和(1751〜1772)ごろは漢音で「キサク」「ギサク」と読まれていたが、しだいに呉音の「ケサク」「ゲサク」も用いられるようになり、文化文政(1804〜1830)ごろには呉音の読みが一般化したとされる。

出典:青空文庫

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