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辞書
旅先で感じるわびしい思い。たびのうれい。客愁 (かくしゅう) 。
横光利一の小説。昭和12〜21年（1937〜46）発表。未完。パリを主要舞台として矢代と千鶴子との恋愛を軸に、東洋と西洋、伝統と科学などの問題を主題にした作品。
出典：デジタル大辞泉（小学館）
出典：青空文庫
･･･実際僕は久しぶりに、旅愁も何も忘れながら、陶然と盃を口にしていた･･･ 芥川竜之介「奇遇」
･･･一の野心が、ついに「旅愁」の後半に至り、人物の思考が美術工芸･･･ 織田作之助「可能性の文学」
･･･かなのである。佐渡の旅愁は、そこに無かった。料理だけがあった･･･ 太宰治「佐渡」
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虜囚
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