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辞書
竹製の衣紋掛け。《季 夏》「抜衣紋して衣 (きぬ) かかる—／虚子」
出典：デジタル大辞泉（小学館）
出典：青空文庫
･･･は省作の脱いだやつを衣紋竹にかける。「おッ母さん、茶でも入れべい。･･･ 伊藤左千夫「春の潮」
･･･壁の衣紋竹には、紫紺がかった派手な色の新調の絽の羽織がかかっている･･･ 葛西善蔵「遁走」
･･･せず、いつの間にやら衣紋竹を全廃していた。なるほどな、とそのときは･･･ 太宰治「二十世紀旗手」
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